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社団法人デジタルラジオ推進協会
第13回大阪放送番組審議会 議事概要

1. 開催年月日 平成21年11月9日(月)
午前10時00分~午後0時30分


2. 開催場所 デジタルラジオ推進協会 大阪事務所会議室
(大阪市中央区城見2-1-61ツイン21MIDタワー21階)


3. 出席委員 野村 卓也    委員長
河内 厚郎    副委員長
かんべむさし  委員
佐藤 友美子  委員
高梨 欣也    委員   
南田 勝也    委員


欠席委員 谷本 和子    委員
協会側出席者 柳瀬 璋    副理事長
豊田 修二   大阪運営委員会委員長 
村上 次郎   大阪事務所長
掛橋 芳之   大阪事務所技術部長兼放送部長


5. 議題 1)委員長、副委員長の選任
2)4月の番組内容及び 「放送番組の編集に関する基本計画」改訂について
3)その他


6. 審議内容

 第1の議題である「協会の活動報告」について、村上大阪事務所長から前回番組審議会(平成20年10月20日)以降のデジタルラジオ推進協会の主な活動などの説明があった。
主な動きとしては、デジタルラジオ全国連絡協議会 発足(20年10月21日)、「賛助会員セミナー デジタルラジオ実践講座」開催(21年2月5日、12日)、VHF-LOW帯マルチメディア放送推進協議会(略称VL-P)設立(2月20日)、DRPの総会・理事会開催及び平成21年度事業計画等を承認(3月)、放送事業者・メーカー連絡会(4月~、原則毎月開催)、DRPの総会・理事会開催及び平成20年度事業報告等を承認(6月)、実用化試験放送再免許交付(9月30日)、総務省の「携帯端末向けマルチメディア放送に係わる参入希望調査」(~11月2日)    
 など。

第2の議題である「デジタルラジオをめぐる状況について」に関して、
豊田大阪運営委員長から説明が行われた

昨年、「携帯端末向けマルチメディア放送サービス等の在り方に関する懇談会」の報告書が出されたが、この答申を受けて総務省を中心として制度整備が行われてきた。今年4月に放送法の一部が改正され、新たなカテゴリーとして「移動受信用地上放送」が定められた。これがいわゆる「携帯端末向けマルチメディア放送」。この時点でデジタルラジオ放送というカテゴリーは表記されていない。デジタルラジオ放送は、映像、音声、データ放送、テキストなどいろいろな可能性のあるマルチメディア放送の一つという考えかた。
総務省は10月から携帯端末向けマルチメディア放送に係わる参入希望調査を実施。参入希望調査の結果は間もなく公表される。来年春から夏にかけて、免許の申請となるだろうが、DRPが実用化試験放送を通じて得たノウハウ、内容を伝えていくために、いろいろな形でのバックアップ、態勢をとって行きたい。

第3の議題である「番組編成」。DRP大阪の普及広報活動、番組編成について、掛橋技術部長兼放送部長から説明があった。

デジタルラジオの普及広報活動について。DRPは従前から、デジタルラジオの普及広報活動に力を入れていて、各社のラジオ祭りやデジタル放送のイベントなどを通じてPRに努めている。またホームページに最新の情報を掲載していて、月に1万を超えるアクセスがある。

番組編成については、91chから95chまでの5チャンネルで放送。
大阪の番組の特色として、通常の音声コンテンツ以外に、デジタルラジオならではの画像やコメントが楽しめるデータ放送付きの1時間の「リッチコンテンツ」を制作。

続いて、番組視聴を行った。番組は「リッチコンテンツ」である「I LOVE ZOO~天王寺動物園に行こう!!」と「夜のでんでんむし」の2本。それぞれの番組の一部を視聴した。

*「I LOVE ZOO~天王寺動物園に行こう!!」の番組内容
最近の動物園は、より多くの来場者を獲得しようと、個性ある工夫された動物園を目指して私たちを楽しませている。関西と言えば、天王寺動物園。ここはどんな工夫やオリジナリティーを?愛される動物達や、楽しみ方など天王寺動物園の魅力を、動物にまつわる音楽とともに伝える。

*「夜のでんでんむし」の番組内容
この番組は携帯電話の会話をテーマにしたショートドラマ3本。このうち、娘の男女交際をめぐる「父親と娘の会話」の20分のパートを視聴。
番組視聴後、質疑応答が行われ、各委員から意見や質問が出された。

主な意見(質疑応答)

* 天王寺動物園の番組はどのように、作ったのか?
(説明)動物園で動物の声などを録音、またインタビューしながら、それに付随する写真をデジタルカメラで撮影した。編集段階ではまず、音の編集をして、それに見合った映像を付けていく。

* 音声だけのラジオと比べ、映像が写るので、より情報は濃いと思うが、今後の課題として、映像のポイントをどこに置くかなどの工夫が必要だ。携帯の画面となると、かなり小さくなるのでクローズアップの手法をうまく使うと効果的。

* 情報をのせるという意味では、「天王寺動物園」の場合は年配の人には、例えば動物の学名といった違う情報を入れる方が、面白いのではないか。映像が入っているだけならテレビと同じなので。

*「夜のでんでんむし」は、番組の作り方がラジオ的。画面のイラストは、有名なイラストレーターや漫画家とコラボすると、より見たくなるのではないか。総合的な視点で番組を構成していく、映像のプロに入ってもらう方がいい。

* 最終的には予算の問題になるが、お金をかけていろいろな実験をすれば、いろんなことができるだろうし、工夫次第で可能性はものすごく広いと思う。今の所は、予算も限られる中での実験段階のものと理解している。

* デジタルラジオは可能性を持つ媒体だと思うが、AMラジオは大丈夫なのだろうか。サイマル放送をするとスタジオ風景など映像が入って、受け手はAMから移るのでは。ひさしを貸して母屋を取られるという感じになっていくのではないか。

* ドラマの父親と娘の会話だが、ちょっと古い感じで、リアリティーがあるのかどうか。今の大学生の男女関係、親の受け止め方はもっと進んでいる。現状と乖離(かいり)があるように思えた。間の取り方などはうまい。

* 画面があることで、深まる、広がる、記録できる、そういう機能的なものがあってもいい。単に映像が写っているだけではテレビとどう違うのか、そのあたりはもう少し工夫できるのではないか。
(説明)番組を制作しているのはラジオのディレクター。番組の編集段階で、こんな映像、情報がほしいといったことが出てくるが、追加の撮影などの作業ができれば、密度の高い作品に。

*放送番組の域を脱していない感じがした。見る人がどのように活用するというところから考えていかないと、新しい事業モデルになりにくい。試験放送だからこそ余計に、見た人に「何らかの形でデジタルラジオに関わっていきたい、こういうところにチャンスがありそうだ」といったことを思わせるような仕組み、試みがあってもよかった。
                                以上

 
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